こんにちは。 AsuNaro(@asunarores)です。
現在、楽天モバイル公式 楽天市場店でRakuten Handが12,000円安くなるクーポンを配布中です。
そんな中、酷評が相次いでいますので私なりに原因を考えてみました。
Rakuten Handって?
まずはRakuten Handについて触れておきましょう。
Rakuten Handは2020年12月8日に発売した楽天オリジナルのスマートフォンです。
OSはAndroid10の片手になじむ小型の端末で、縦:約138mm、横:約63mm、厚さ:約9.5mmです。
本端末はeSIM専用機となっていますので、通常の物理SIMは使用できません。
楽天オリジナル製品ですので、他社のeSIMは使用することができませんのでご注意ください。
メインカメラは4.8MP、フロントカメラは1.6MPとなっており、カジュアルな写真撮影には十分な画素数となっています。
Rakuten Handをもっと知りたい方は公式HPの商品紹介ページへ。
キャンペーンについて
楽天モバイル公式 楽天市場店で回線+端末のセットで購入する場合、12,000円OFFのクーポンが使用でき、12,980円がなんと980円になるというキャンペーンです。
クーポンは商品販売ページから事前に取得することで、商品購入時に使用することができます。
定価が12,980円ですので、なんと約92%OFFです!
楽天市場の商品ページはこちら
今回の騒動について
今回のキャンペーンでは、980円でスマートフォンが手に入るということでたくさんの人が殺到しました。
ですから、よく商品内容を理解せずに飛びついてしまった人たちが多数いたようです。
そんな人たちが酷評しているので問題点を見ていきましょう。
端末が別発送
回線開通確認後5日以内に端末が発送されるということであり、同日にSIMと端末が手に入るわけではありません。
しかし、それをよく理解せずに購入した方たちは「eSIMのスタートガイドだけが届いて端末が届かない!」と。
端末が届く前に回線開通
商品の性質上、購入時に回線契約を行う必要があります。
ですから、契約後に「回線開通→請求発生」は特におかしな手続きではありません。
しかし、eSIM対応端末を持っていない方にとっては回線開通だけで回線を使用できない状態となります。
それで「端末が届いていないのに料金が発生する!」という酷評が相次いでいます。
ですが、ここがミソです。
「楽天モバイルの1回線目に限り1GBまでは0円」
回線を開通したからと言って、料金が発生しない方もいるのです。
この点から、このキャンペーンは新規契約者をターゲットとしたものであるということです。
端末欲しさに2回線目以降での契約だと最低金額の1078円(税込み)のプラン料金がかかります。
言い分は理解できますが、端末があろうがなかろうが2回線目以降は1GB以内でも料金はかかるのですが・・・
キャンペーンの分析
購入者殺到による発送遅延
Rakuten Handが980円で手に入るということで購入者が殺到しています。
普段購入に至らない人たちも、端末欲しさにキャンペーンに群がって在庫が枯渇、対応ひっ迫で発送遅延という状況です。
転売ヤーの出現
転売物が安く手に入るとあれば出てくるが転売ヤーです。
今回も例にもれず出現しているものと思われます。
1人2つまで購入可能という制限はありますが、グループ動いているなら1度に人数×2台は確実に手に入ります。
定価が12,980円ですから、半額の6,500円で売ったとしても利益は5,500円は出ます。
端末金額
見かけ上は12,980円の12,000OFFの980円でRakuten Handが手に入るというように見えますが、それはあくまで楽天モバイル新規契約者が1GBまでの通信料で収まった場合であり、1GBを超えたり2回線目以降の方にとっては+1,078円で購入することと同義です。
つまり、初月2,058円で購入ということではありますが、定価が12,980円であることから10,000円以上お得に購入できますので、端末さえ手元に届けば損はないのです。
Rakuten Handの在庫放出
2022年2月14日に発売したRakuten Hand 5Gを前面に押し出して販売促進したいという楽天の立場からすると、4GまでのRakuten Handは完全に在庫となっています。
ですから、今回のキャンペーンでRakuten Handを売り切ってしまえば楽天としても完全なマイナスではありませんし、回線の契約者も増えて一石二鳥という訳です。
まとめ
いろいろと酷評が相次いでいますが、手元に端末が届くのが遅れているという状況ではあるものの、端末を安く手に入れたいという目標は確実に達成できるキャンペーンです。
飛びついたら楽天に踊らされているなということを感じますが、誰も不幸にならないキャンペーンではないかと思います。
ですが、誰も損しないキャンペーンなのに酷評があること自体疑問が多い状況です。
こんなに日本人は自分勝手な人種となってしまったのかと思うと非常に悲しい出来事ではないかと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。